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また1年分、成長しました

JUGEMテーマ:手造りおもちゃ



またまた1年が終わり新たな1年へと切り替わる時期へとなりました。私らなどは、たいていさしたる意味もなくバタバタしている間に1年が過ぎているといったパターンの繰り返しなのですが、子ども達、特に、まだ学校にも上がらない幼い子ども達にとっての1年はとてつもなく日々色々な体験てんこ盛りの期間、どの子も驚きの体験の詰まった充実した1年であったのなら何よりなのですが。

造形教室の1年の締めくくりは、毎年お菓子作り。ちっちゃな子達は、予め準備してあるクッキー種を、各々気ままにこね回し、焼き上がったクッキーをおやつとして頂くというそれだけの事なのですが、それでも、自分で形を造りトッピングなどしたものを自分で食べるという行為は、それなりに誇らしい気分に浸れる一瞬なのです。

小学生組ともなると、印刷してあるレシピを確認し、自分達で量を測り、お粉をふるいにかけたりバターと混ぜたり、オーブンで焼く以外はほぼ自分達で。それでも、最初の内は、ひとつずつこちらが世話をやいてやらせるかっこうでしたが、流石何度も経験済みの高学年組ともなれば、さほど指示をしなくてもスムーズに事が運んでいき、いざ子ども等が帰った後、後片付けの時に思わずため息が出るような汚しっぷりもなくなってきて、こちらが逆に拍子抜けするほど。

料理をする事自体、子ども等にとっては貴重な体験ですが、バターの箱や小麦粉の袋等に書かれた量や重さを調べたり、計量カップで量を測ったり、秤で重さを測ったりは、学校で算数の勉強として習った、グラム、キログラムだとか、リットル、ミリリットルだとかを生活に関わる知識として体験する、「生活体験」の場という意味も。もちろん、うちとしては、「ものづくりの楽しさを味わう」が最優先事項で、時として脱線もありの場ではありますが、何かと、子ども等に「生活体験」の場が不足している昨今ですので、料理に限らず、もの造りの体験自体、「生活体験」の不足を多少でも補う役割を担えるのでは、と意識しながら題材を選んでいます。

実際に効果のほどが分かるのは、10年後、20年後の事になりますので、手探りしながらという事にならざるを得ないのが、悩ましいところではあるのですが。
今年一年も、相変わらず子ども達を取り巻く環境が改善される兆しは残念ながら見えてこず、聞こえてくるのは相変わらず暗く悲しい話題ばかり。何年か前に「待機児童ゼロ」が公約に掲げられたにも拘らず、「待機児童」という言葉が、保育園の話のみならず、小学生の放課後クラブにまで広がり、「いじめ防止対策推進法」とかが出来ても、子ども同士のいじめばかりか、先生の体罰に関しても、相変わらずで、法律制定前と状況が全く変わっていない事を示す事件が何度も報道され、やりきれない思いに陥る事も度々。

肝心の学習の方でも、理科、社会はまだしも、算数までも、まるで暗記科目であるかのような教え方も相変わらずで、学力を付けさせているってよりは、むしろ勉強嫌いを増やす事が目的で教えているんじゃなかろうかと思うような話も、度々漏れ聞こえてきます。

一方で今年は、先生達の過重労働と、それに絡めた部活の在り方も度々取り上げられた年でもありました。

ご存知ない方も多いかもしれませんが、教員は一般公務員より給与に若干特別加算が付けられている代わりに労務給がなく、そもそも残業というものが存在せず労務管理もほとんどなされていない状態で、授業以外の雑用が多い上に部活の指導も、実質仕事なのに建前「自主的活動」とされているような法的な立ち位置の曖昧な業務で、例えば、休日に試合や大会等で生徒を引率しても、休日出勤手当が付いたり付かなかったりといった中途半端な状態。

それが教員の過重労働に繋がっていると同時に、今年は、高校登山部で義務付けられている「冬山登山」の講習で、雪崩事故で無くなる生徒が出たり、部活の練習中、やり投げのやりが、他の部活で練習中の生徒に刺さってしまったり、ハンマー投げのハンマーが他の生徒の頭に当たってしまったり、子どもの安全を十分に配慮した練習環境や専門性を持った指導者が確保できないまま、様々な部活が行われている弊害が露わになるような事件も続きました。

問題が大きく騒がれだして、ようやく文科省も重い腰を上げ、中央教育審議会で部活問題に関する議題が審議され、「教員の負担を軽減するため、外部指導者を活用する」といったいくつかの提言がなされましたが、それに応じた予算が用意されるでもなく、早速「保護者の輪番制」を決めた学校が出るなど、どうも本気になって改善しようという動きにはなりそうもなく、ほんと、困ったものです。

子どもの教育って、その子の将来だけではなく、国の将来を背負う人材を確保しるという役割も担っているのですから、それがこんな状態では、国の将来も危ぶまれるってもんなんですが。

何度も繰り返してますが、基本、強制して覚えさせられたような知識は、本当の意味では身に付きません。やはり、楽しい、面白いと思って学ぶ姿勢が重要って方に、取り敢えず、我が子を育てる側の親御さん達が頭を切り替えて、下から国を突き上げるぐらいの流れになって欲しいものです。

来るべき新しい年が、少しでも、子ども達を取り巻く明るいニュースの多い年になる事を祈ります。


■これまでに取り上げた「手造りオモチャの造り方」の一覧、順次更新中。→ 手造りオモチャの造り方一覧(元気編)
 手造りオモチャの造り方一覧(科学編・しっとり編)


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少し前から、学習の指導も始めました。「子ども達に分かる楽しさを知ってもらおう」という趣旨で、学習や学校生活でのお悩み相談にも応じておりますので、お困りの事等を抱えておいでの方は、特に費用等は頂きませんので、お気軽にご連絡を。

※ツイッターアカウントは @dorasuky
author:Uncle K, category:子供の時間, 22:09
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