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夏休み
JUGEMテーマ:手造りおもちゃ


我が家の裏の通りは、元竹藪を切り開いたところにずらりと建売住宅が並び、お子さんのまだ小さいご家庭がたくさんの住いの上に、突当たりがどん詰まりの袋小路となっているので、当世では珍しく、道路全体がかっこうの子ども等の遊び場となっていて、夏休みに入った今、主に夕方の時間帯、しばしば子ども等の嬌声が響き渡るお祭り騒ぎが行われ、嫌でも耳に入ってくる、子どもらしいやり取りを楽しませてもらってます。

自分の子ども時代を思い出すと、風呂の支度やら、ちょっとしたお使いやらが多少あるぐらいで、後は、朝から夜遅くまで、正にやりたい放題の1ヶ月半でしたねえ。

学年によって、朝食もそこそこに、虫籠をたすき掛けして補注網を手に家を飛び出し、虫捕り三昧の夏休みもあれば、魚やザリガニ等にはまって、四つ網を小川の浅瀬の底に置いて石で囲いを作り、バシャバシャ魚を追いかけ回して1日が終わってしまうような年も。当時の子どもは、時計も携帯も持ってないし、元々時間なんて気にしてないんで、しばしば「飛んで行った凧」状態で時間を忘れて遊び過ぎ、あまりにも帰ってこないのを心配した親が捜索願を出し、家に帰ると自宅前にお巡りさんがいて人だかりができてた、なんて経験も1度、2度ばかり。

もっとも、そのツケが9月、新学期を迎えるとしっかり回ってきて、毎年慌てる事になるんですが、少なくとも、8月の31日を過ぎるまでは、そんなのはさらりと忘れて、ひたすら自分の世界に没頭してましたねエ。

自分の子ども等は、それよりはかなりマシで、それなりにやる事はやってるだけの良識を持ってたようですが、それでも、補注網を振り回してセミを追いかけ回すところは親ゆずりで、小学生時分は家の中でセミの鳴き声が響き渡ったりしておりました。自分の子ども時代にはなかったゲーム等にもそれなりに時間は割いていたようですが、なにせ、自分ちが工作教室とやらを営んでいたわけですから、教室のスペースが、種々の遊び道具も備えたかっこうの遊び場になっていて、時には、教室用に準備していた材料が知らぬ間に使われてしまい慌てた事も(笑)。

今は、夫婦共働きの世帯が増え、夏休みシーズンとは言え、保育園に通っている子達はさして日頃と変わらない毎日なのかもしれませんし、小学生になっても、朝から1日、児童クラブや学童保育等で過ごす子ども等も多く、夏休みの位置付けも、昔とはかなり変わってきるでしょうねえ。


それでも、学校の授業がないだけでも、子ども達にとってはそれなりの解放感があるでしょうし、子供向けのイベントがあちこちで開催されたり、家族旅行に出かけたり、日頃とは一味違った特別な体験を味わえる時期という点では、変わりはないようです。むしろ、家族で海外に出かけたり、子どもだけでのサマーキャンプとか、自分らの子ども時代には想像も出来なかったような経験をする機会は増えたような。子ども向けに催される各種イベントにしても、洒落たガラス工芸の真似ごとや、バルーンアート等、大人の指導員が至れり尽くせりに指導して、「らしい」お土産を持ち帰らせてくれるし、虫捕りひとつでも、専門の指導員が、珍しい虫を見つける手伝いから、即座に種類を同定してくれたり。

反面、野球ひとつとっても、遊び仲間が道具を持ちより、近くの空き地で大きめの石ころをベースにみたてて、好き勝手に遊んでいたのが、コーチの指導のもと、ランニングから始まり、キャッチボール等、決められたスケジュール通りに練習させらるのが普通といった感じに変わってきました。

本格的に技術を習得できるという面では恵まれているのかもしれませんが、好きなだけ自分のやりたい事に没頭できる「あり余る自由な時間」があった事を、「想像もつかない」と羨ましがる向きも、今どきの子ども達の中には少なからず、いそうな気がして、どちらが子ども達にとって幸せなのか。これは、ちょっと難しいところではあると思うんですが。

1年で一番長いお休みである夏休み。小学生になったばかりの1年生にとっては、ここを通り過ぎて、ようやく小学生らしい姿を見せるようになる成長の時期でもあります。小1に限らず、この長いお休みを経て2学期が始まる時に、子どもの成長を感じられた経験のある親は多いと思います。

同時に、長期休暇の後新学期を迎えるタイミングで各種の学校不適合が表面化したりって事が多い時期でもあります。

夏休みの過ごし方のアドバイスで、「規則正しい生活習慣を保つ」みたいな説もよく目にしますが、それって結果論だと思うんですよね。学校が休みになってダラダラ昼夜逆転なんて事になり、結果として、新学期に学校不適合が発生、なんてパターンは、元々、現実から逃避したい何かを抱えてるから。学校の宿題さえ忘れちゃうほど、やりたい事、楽しい事を山ほど抱えてたら、そんなゆっくり寝てる暇、無いはずだし、多少、生活が不規則になる事があっても、新学期が始まれば、それなりに適合できるはずだと思うんですが。

子どもの事情ばかりじゃなく、家庭の事情も様々とは思いますが、せっかくの長期休みだけに、非日常の体験もけっこうですが、まずは、日頃できないほど、やりたい事に没頭できる時間を与えてあげて欲しいです。

たまたまそれが、ゲーム三昧になっちゃってもいいじゃないですか。とことんゲーム三昧して、その体験を資本に社会的な成功をおさめた例も普通に出てきてる時代ですから。


■これまでに取り上げた「手造りオモチャの造り方」の一覧、順次更新中(。かなり内容が多くなってきたので、2ページに分けました。→ 手造りオモチャの造り方一覧(元気編)
 手造りオモチャの造り方一覧(科学編・しっとり編)


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author:Uncle K, category:子供の時間, 17:45
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