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また、1年、成長しました♪
JUGEMテーマ:手造りおもちゃ


昨年は、凧上げにしてはあまりに穏やかなお天気だった為、公園ではしゃぐには好都合だったものの、凧上げとしてはイマイチだったので、今年は、お天気の状況を見て、臨機応変に月間スケジュールを変更するつもりで臨んでいたのですが、なかなか思ったようにはいかず、先週も結局、スケジュール通り、「クッキー造り」になり、凧上げの方は、残り1回となった本年最後の教室にかける事に。相手がお天気ですから、なかなか思い通りにはいかないものです。

この時期恒例となっている「クッキー造り」ですが、火曜日、小2クラスでは、例年と一味異なり、いつもは事前に準備しておくクッキー生地を、今年はいつもの半量にして、お粉やお砂糖等を計量、ふるいにかけたりと、生地造りからひと通りの工程を経験する形に変更してみました。

自慢じゃないですが、基本、子ども等のやりたい放題、ペンキ絵等、これまでかなり悲惨な状況を招いた経験を思い起こせば、今回も、教室中が粉まみれになる等、悲惨な結果も予想できたのですが、最終は自分達のおやつになるものを造るって事も影響したのか、思いの外丁寧に作業をしてくれて、若干こちらが物足りなさを感じるほど。

バターと砂糖を練り込んだ後に、卵を割ってボールの中に中味を落とす場面は、流石に一瞬卵を握りつぶしたかと肝を冷やしましたが(笑)、運にも恵まれたのか、これも見事にポチャっと中味だけボールの中に入ってくれました(お見事でした)。

子ども達は、量を測ったり、小麦粉をふるいにかけたりも、クッキー生地で形を造る以上に、喜々として取り組んでました。出来上がった後、遊べる工作ももちろん楽しいのですが、実際に食べられるものを一から自分達の力で造るという作業には、また、それとは一味違ったやりがいを感じるようです。

そこそこ手慣れた大人がやっても、生地を造るにはそれなりの手間ひまや時間がかかるだけに、子ども達が造り終えた生地を冷蔵庫で寝かせておく間に、予め用意しておいた生地で形を造らせ、ひと通り食べられる状態に焼きあげるのは、世話する方としてはかなり戦争状態で、結局、子ども達が造った分の生地は若干余ってしまい、その分は、ご自宅で焼いて頂くよう生地のまま持ち帰って頂きましたが、生地を造ってクッキーを焼くまでのほぼすべての作業に自分達で取り組んだ事は、出来上がったクッキーそのものの味以上に格別のものがあったようです(元々のレシピが、工作の本に載ってたものを使ってますから、クッキーそのもののお味の方は(笑))。

幼児教育の研究者や子どもの発達心理の専門家の口から、幼児期、子ども期の空洞化や経験値の貧困化を憂う発言がさかんに投げかけられていますが、国の教育政策の方は、相変わらず知育偏重だったり、訓練主義だったりのタコつぼから発想が抜け出られぬようで、本来日常の遊びの中で熟成されるべき子どもの体力不足の解決策すら、遊びの充実ではなく、○○スクール的な「体力造り」のための活動を持ちだすていたらく。

それで、体力不足の方は多少は改善されるにしても、そのためにますます、子ども達が遊びに費やす時間が奪われてしまったら、遊びの中で育まれるべき、体力以上に重要な生活して行くための基礎的な技術が今以上にやせ細ってしまうんですが。

現在小5から授業に取り入れられている英語の学習をさらに前倒しする議論が進められている影響で、「ゼロ歳からの英語教材」とか幼児のための英会話教室等がけっこう盛況なようですが、子ども自身に興味や意欲がなければ、いくら早くから詰め込もうとしても身には付かないのは、算数、理科等の他の教科でも十分立証済みのはずなんですが(小4辺りで習い始める少数の計算が、小6にして早きれいサッパリ忘れられてたり・・)。

まずは、根底に、「なぜ?」や「不思議」等の子ども達の興味や関心を自然に引き出す経験をたくさん積む事が大切なんですが。

今年一年の教室の活動でも、手でギュッと握ると魚が沈んでいく浮沈子で「面白い」と感じたり、しょうのう船を最初の水に浮かべた際、そっと水面に置いただけなのに、スス〜〜っと船が前に進むのを見て、思わず「すごっ!何これ!」って声が上がりましたが、こうした遊びの中で自然にわき上がってきた「なぜ?」や「不思議」は、その時はそれだけで終わってしまっても、ちゃんと子ども達の中に貴重な財産として貯蓄されていくんですねえ。

後年、物理や化学の学習に接した時に、そうした「なぜ?」の貯金が財産として力を発揮するわけで、そうしたバックボーンがなきゃ、ややこしい計算式なんぞ、真剣に学ぶ必要性は誰も感じないし、試験のためにまる暗記はしても、試験が終われば役目が終わったとして捨て去られてしまうのがオチ。

自分が「不思議」だと思って、「なぜ?」の部分の謎解きをしたい興味があるからこそ、ややこしい計算も我慢して覚えて、分かるようになりたいって気が起こるんですが。

この一年、相変わらず、子ども達を取り巻く環境にはあまり明るい話題は目立たず、いじめや虐待等の悲しいニュースが目立ったまま締めくくられようとしています。自分達のできる事などたかがしれてますが、少なくとも関わった子ども達が多少は元気で前向きにいろんな事に取り組める経験を積むお手伝いができればいいなと、乏しい知恵を来るべき1年も絞っていきたいと思っていますので、年が変わりましても、よろしくお願い致します。


■これまでに取り上げた「手造りオモチャの造り方」の一覧、順次更新中(。かなり内容が多くなってきたので、2ページに分けました。→ 手造りオモチャの造り方一覧(元気編)
 手造りオモチャの造り方一覧(科学編・しっとり編)


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※ツイッターアカウントは @dorasuky
author:Uncle K, category:子供の時間, 21:02
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