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その子なりの成長を、ちゃんと感じられてますか?
JUGEMテーマ:手造りおもちゃ


いきなり「二重跳びの飛び方を教えて!」と言ういささか「おっと!」声の出そうになるリクエストがあって、たまたま教室の縄跳びは子ども達の身長に合わせて短めにしたものしかなかったので、その場は治めて、おっとり刀で自分の背丈にあった長さの縄跳びを購入、子ども達のいない時にこっそり試してみましたが、これが、予想外にダメダメ(笑)。

そもそも、縄跳びを手にする事自体がン年ぶりなので「身の程を知れっ!」って感じではあるのですが、正直、これほどダメとも(笑)。

逆に、また今年1年が終わりに近づき、教室に通う子ども達の方は、日頃接していても時に驚くほど成長した姿を見せてくれる事があり、この子達にとっての1年の時の長さを感じさせられます。

先日の教室は、たまたま、手芸的な題材の「毛糸のポシェット」。特に技術的に難しいところはないものの、1段1段正確に作業する必要のあるなかなかに根気のいる素材。教室に1年以上通っている子にとっても、初めて取り組む性質の素材。取り上げた方も、「途中で音を上げる子が出るかも」とか「子ども達からブーイングを浴びるかも」なんて、少々心配しながらの作業だったのですが、実際やらせてみると、どの子もこちらが驚くほど集中して取り組んでくれて、流石に、1回では上まで毛糸を通す事はできなかったものの、「取りあえず、今日はここまでにしようか」と声をかけても、直ぐにはストップがかからないほどの熱の入り様。

毛糸のポシェット 完成見本


これは、その前に取り上げた「はと笛」の時も同様で、さほど度々使った事があるわけではないノコギリも、最初の時は、最後まで無事に切り落とせただけで感動の面持ちだったのが、今回はビックリするほどすんなり作業が進み、音のキレイに出る位置を探る作業も、かなり根気のいる作業なのに、どの子もかなり粘って取り組んでいて、その成長ぶりに感心させられました。

日頃、子ども達の年齢や技量よりも、子ども達が「やってみたい」と思うかどうか、「面白い」と思うかどうか、という観点から作業内容を決めている関係上、できないところはおじさん先生に「やって!」と言えば、代わりにやってもらえるのが基本ルールとなっているので、諦めずに自分でなんとかやってみようと悪戦苦闘する姿は、尚更成長してる感が強いのです。


毎回取り上げる題材を決める際、これまでの子ども達の反応等を思い出して、完成までの進め方や、子ども等の躓きやすいところ、完成までの時間等をある程度計算しているので、いい意味で予想を裏切られたりするとその落差で子ども達の成長が実感できたりするのですが、毎日接しているお父さん、お母さん達は、逆に気付きにくいかもしれません。

特に、幼稚園、保育園や学校等で同年齢の子達に囲まれた姿を見慣れていると、ついつい他の子の様子との比較の方に心を奪われてしまい、その子なりの成長の方は見過ごしがち。

ですが、子どもが成長していく上で、親がその子なりの成長にしっかり注意を払い、その時々の成長を認めてあげる事は、子ども達が日々、新たな課題に自信を持って取り組む意欲を持つための重要な要素。

ことさら、誉める必要はありませんが、ちゃんと関心を向け、ささやかな成長でもきちんと感じとり、認めてあげる事で、子ども達は新たな成長に挑む勇気を持つ事ができます。
日々子どもを世話する仕事をしているおかげで、未だに、子ども達の成長に付き合う事ができるのは幸せな事だと思います。世話してる子ども達は、凄いスピードで成長して行く反面、世話するこちらは進歩どころか年々退歩していくくらいなんで、次第に追いつかれ、そのうちには追い越され、教室にとり残される事の繰り返しでもあるのですが。

残念ながら、今年も、子ども達を取り巻く環境では、あまり明るい話題に乏しい一年ではありました。

新聞、TV等ではふって湧いたような衆院の解散、総選挙の話題に溢れているかと思えば、その少し前には、せっかく芽生えた少人数学級へのはかない芽である35人学級を「40人学級に戻そう」って財務省の方針が報道されたりして、この先も、あまり豊かとはいえない環境の中を育っていかなければならない可能性が高そうで、困ったものです。

100人子どもがいれば、100通りの個性があり、どの子も、その子なりのいいところもあれば、それぞれダメダメな部分も抱えているもの。どの子も、その子なりの力を発揮して、ちゃんと自分の力で人生を歩んでいけるように育って欲しい、って事だけを願ってここまできちゃいましたが、こちらは、とても「共に成長を」なんておこがましくて言えない年齢になっちゃったものの、子ども達は、しっかり1年分の成長を見せてくれているのは、ほんと、嬉しい事です。

反面、大学生の意識調査等を見ていると、その大半が、自己肯定感が薄く、コミュニケーションをはかる能力に不安を抱えている姿を見せられて愕然とします。学校を取り巻く話題も、相変わらず「いじめ」や先生の「体罰」等、子どもが育つ環境としては望ましいとは言い難い状況を示す内容が多いです。

これから成長して行くに従って、この子等もこういう問題に直面する局面が出てくるでしょうが、その全ての機会に寄り添ってあげる事はできないまでも、少しでも、そういった際に心の支えになるような経験を、共に過ごす中でさせて上げられたらいいのですがねえ。


■これまでに取り上げた「手造りオモチャの造り方」の一覧、順次更新中(。かなり内容が多くなってきたので、2ページに分けました。→ 手造りオモチャの造り方一覧(元気編)
 手造りオモチャの造り方一覧(科学編・しっとり編)


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※ツイッターアカウントは @dorasuky
author:Uncle K, category:子供の時間, 18:38
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