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レインスティック(雨音を響かせるチリの民族楽器です)
JUGEMテーマ:手造りおもちゃ


来月の造形教室のお題にどうかと思って、ちょっと変わった楽器を試作。

細長い棒の筒のような形の楽器で、名前は「レインスティック」、直訳すると「雨音」といった感じ。

名前の通り、立てて持って、ゆっくり上下引っくり返すと、「ザザ〜〜!」と雨の音、というか、大昔、ラジオドラマ(今や、聴いた事のある方の方が少数派かも)の効果音では波の音を小豆の入った木箱を揺らして出る音を使ったのですが、ちょいとその音を思い起こさせるような、なんとも味わい深い音がします。

元々南米チリに昔からある楽器だそうで、昔、うちの子ども達が買ってきてそのまま部屋の隅に転がしてあったものを、「不思議な音が出るから、子ども達に触らせたら喜ぶかも」と教室の隅に立てかけておいたら、案の定、子ども達がたびたび音を出して遊ぶようになり、そのうち「中はどうなっているんかな。造ってみたい。」と言いだす子どもが出てきました。

「それでは」といろいろ構造を調べるうちに、「灯台もと暗し」。度々、教室の題材を拾い出している 「おもしろ実験・ものづくり事典」(左巻健男・内村 浩 著) という本に、造り方が載っているのを見落としていた事に気づきました。

下が、その内容に沿って造った試作品。

完成見本


後ろに転がしてあるのが、うちの子ども達がどこからか仕入れてきた、市売品の方。

●造り方

造り方は割に簡単で、直径3〜6センチ程度で長さが50〜100センチほどの中空の紙の筒(試作では、使用済みのラップの芯を2本、テープで繋ぎました)に、2〜3センチ程度の幅のらせんをかき(試作では、らせんをかく代わりに、模様入りのマスキングテープをらせんに巻き付けました)、らせんに沿って、約2センチの間隔で小さい穴を開け、その穴につま楊枝を反対側の壁に突き当たるまで真直ぐにねじ込みます。

マスキングテープを螺旋に巻き付けて2センチ間隔に穴を開け、爪楊枝を挿したところ


セメダイン等で簡単に楊枝を固定。接着剤がある程度乾いたところで、楊枝のはみ出た部分をニッパー等で切り落とし、片側の端に布を被せてガムテで固定。

楊枝のはみ出た部分を切り、コーンの粒をひとつまみ入れて、布で蓋をしたところ


ジュズダマ等の植物の種や小豆、小石、ビーズ等の音を出すネタとなるものを一握り入れて、反対の端も塞いで出来上がり。(教室で造る際、事前に中の様子を子ども達が覗けるように、試作品の方は、片側はしっかり端を塞がず、輪ゴムで留めるだけにしてあります。)


ネットで調べたところ、チリでは場所により、現在でも雨乞いの儀式に使用している地域もあるそうで、単純な造りですが、ちょいと不思議ないかにも心地よい音色を響かせます。

造る上で特に難しいところがあるわけではないのですが、かなりの本数のつま楊枝をねじ込まないといけないので、少々根気が必要ですから、実際、来月のお題に取り上げるかどうかは、ちょっと思案中(月末間際でさほど日数もないのにねえ(笑))。


■これまでに取り上げた「手造りオモチャの造り方」の一覧、順次更新中。→ 手造りオモチャの造り方一覧(元気編)
 手造りオモチャの造り方一覧(科学編・しっとり編)


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author:Uncle K, category:手作りおもちゃ 製造法, 22:17
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