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しょうのう船
JUGEMテーマ:手造りおもちゃ


しょうのうで船が動くというのをどこで覚えたか、あまりにも古い話ですっかり忘れてしまいましたが、「臭わないのが」ほにゃららとか、様々な新しい化学素材の防虫剤が出回ってる現在も、「きものしょうのう」とかって商品名で未だに「しょうのう」も生き残ってくれているのは嬉しい事です(もちろん、船を動かすために造ってるわけではないのですが(笑))。

一方で、自分達の子ども時代は、薄いプラスチックの下敷きを勝手に切り刻んでしまって親に怒られたりしましたが、今は、もう少し柔らかく加工がしやすいクリアファイルという便利なものが(これも、もちろん、船の材料として売っているわけでは(笑))。

という事で、先の造形教室では、このしょうのうで動く船を子ども達と造って楽しみました。

下がその完成見本。

しょうのう船


透明のクリアファイルで船を造り、マッキーで色を塗ってみました。

造り方は超簡単。

写真のように予め3センチ幅に切ったクリアファイルに型紙を重ね、それに沿ってハサミで切り、お尻のところにストローの太さに合わせて切り込みを入れ、

クリアファイルを3センチ幅に切ったものに型紙を重ねて、ハサミで切ります。


1センチ程度の長さに切ったストローをマストとして船の中央に両面テープで貼り、5ミリ程度の長さに切ったストローの中にしょうのうを詰めて船尾の切り込みに差し込めば出来上がり。

マストの部分を指でつまんで、洗面器等に水を入れてそっと浮かべると、あら不思議、何もしなくても勝手に船が動き出すという仕掛け。

あまりにも造りが簡単なだけに、どの程度子ども達にウケるか心配してましたが、動く仕組みがオチビさん達にも不思議に思えたようで、試作品を水に浮かべると、「すごっ!何これっ!なんで動くの?!」と感嘆の声が。

早速、1〜2槽、自分達で船を造ると浮かべて試してみた後、特に指示もしなかったのに、型紙から離れ、燃料となるしょうのうを詰め込むストローを2本に増やしたバージョンや、三角形の形のもの、菱形の形のもの等、思い思いの形の船が次々登場。予想以上に熱中して取り組んでくれました。

これまで、流れ出す水の勢いで動かす発泡スチロール・トレイの船、プロペラを使ったバルサの舟等造った経験があるだけに、何も動力らしきものがないのに船が動く事が、幼いながらも新鮮だったようです。
「溶けだしたしょうのうが水の表面張力を弱め」と言った動く仕組み自体を理解するのはまだ先の話ですが、この日感じた「凄い!」や「不思議!」は学ぶ事の出発点であり学習に対するモチベーションの源であり、学びの基本中の基本。まずは、不思議を感じる事が大事で、後は、いかにこの「不思議」「凄い」を積み重ねられるかってところなんですが。

この日は、みんなでレースをして楽しめるように、プランターの下に敷く水受けの長めの寸法のものに水を入れて浮かべました。

しょうのうは、一度つめれば、1時間程度は十分効果が持続しますが、長い間浮かべていると、しょうのうに含まれる油分が水の表面に溜まって動きが悪くなるので、動きが鈍ったら、水を新たに溜め直すか、ティッシュ等で水の表面を拭うと油分を除去する事ができて、再度スムーズに動くようになります。

簡単な造りで、けっこうな勢いで動きますから、将来、理科離れにならないためにどの程度効果があるかは分かりませんが(笑)、1度試してみて下さい。


■これまでに取り上げた「手造りオモチャの造り方」の一覧、順次更新中。かなり内容が多くなってきたので、2ページに分けました。→ 手造りオモチャの造り方一覧(元気編)
 手造りオモチャの造り方一覧(科学編・しっとり編)


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※ツイッターアカウントは @dorasuky
author:Uncle K, category:手作りおもちゃ 製造法, 22:08
comments(2), trackbacks(0), pookmark
Comment
けっこう、盛り上がりましたねえ。ちょっとした、理科の実験的な要素のある題材は、どの子も好きみたいです。
Uncle K, 2014/07/24 11:35 AM
しょうのうの舟、懐かしいです。
むか〜し、遊んだ記憶あります。

楠の小枝のにおいを嗅ぐのが昔から好きです。
tomoko, 2014/07/22 12:05 PM









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