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ペンキ絵2nd
JUGEMテーマ:手造りおもちゃ


天候のかげん等で延び延びになっていた火曜組の「ペンキ絵」、ようやく先日無事に行う事ができてほっとひと安心。

雨の心配がない日でないとできない内容なので、スケジュールを組む際に、「梅雨時の6月にどうか」と懸念はしていたんですが、服がペンキまみれにならないように上に何がしかはおらせる必要があるので、7月以降は逆に暑さが心配。「えい、やっ!」で強引に予定に入れ、こちらの予想以上に子ども達も楽しみにしていただけに、無事にできてよかったです。

初めて挑戦した際は、ペンキという素材を扱うのが始めてだったり、ほぼ畳2畳分の画面に大きい刷毛で描く事にも不慣れだったりで、子ども達の動きも、多少手探りの感があったのですが、今回は2回目という事もあって、思う存分遠慮会釈のない感じで暴れてくれました。

下の写真は、その作品のうちの1枚。

教室のかわいいジャクソン・ポロックたちの作品です。


おかげで、ペンキが飛び散っても大丈夫なように敷いたシートをはみ出して、あらぬところにまでペンキ跡が残ってしまいましたが(笑)。

服にペンキが付かないように用意してあった即製のポリ袋で作った上っ張りも、目ざとく見つけて言われる前に手に取り、こちらは前後ろを確認してやったり、足の方にも靴下代わりにビニール袋を履いて輪ゴムで留めるよう指示した程度で、絵を描く行為自体は特に指示もせず始めさせたのですが、自然な感じで子ども達の口から「ゲージツ(芸術?)」という言葉が出てきて、思わず笑ってしまいました。

前回、ペンキ絵に取り組んだ際の事をお便りで取り上げたときに、子ども達の絵と並べてジャクソン・ポロックの絵が載せてあったのを覚えていたのかもしれませんが、普段、机の上で画用紙等に描く絵とは違った描き方でいいんだと、子どもたちなりに解釈しているようで、「今日はゲージツを描くんだから」とか「ゲージツ、できた」とかって感じで、盛んに「ゲージツ」連発してましたので、「制約を感じる事なく、思いのまま自分の表現を楽しんで欲しい」というこちらの意図を子ども達なりに汲み取ってくれている証しのように感じられて、これは嬉しかったですねえ。


だからと言って、闇雲に描き殴っていたわけではなく、最初は混色を楽しんでいたものの、途中で、ひとつの器に何色かのペンキを流し込み、混ぜずにそのまま垂らした方がキレイだと気付いて、2枚目以降は、混色を控えたりといった工夫も見せたり、限られた時間ではあるものの、けっこう密度の濃い時間を過ごしてくれたようです。

一応、2回分の用紙を用意してあったのですが、「私達がこれに描いている間に、先生はもう一枚紙を準備しておいて」というリクエストが子ども達からあり、都合3枚の用紙(四つ切り画用紙12枚を貼り合わせたもの)を描き上げたところで、用意してあったペンキの種が尽きてきて、お迎えも時間が迫ってきた事もあり、打ち上げとなりました。

最終的には、庭一面に作品が広がり、これ以上乾かしておく場所もない事態に(笑)。

最後は庭中に作品が広がる事態に


一応、手などは別にして完全防備させて始めたはずなんですが、ペンキがベチャっとついた場所見ると寝転びたくなるのが子どもの習性なのか(笑)、ご丁寧に各々スライディングまでして見せて、終わってみれば、ビニール袋の靴下はいていたはずの足元までペンキが付いている等、全身ペンキまみれで、服にまで付着してしまっていたら、お母さん方ごめんなさい。その分、しっかり働いた証拠って事で、お許しを。

普段は、キレイな色遣いでバランス良く絵の描ける子も、その時の気分によって、用紙の隅っこにちまちまとしか表現できなかったり、たまたま叱られた後などには、いかにもヤケッパチといった感じで、グチャグチャっと攻撃的な線で描き殴ったり、絵を描く行為は純粋にその時の自分を表現する行為。時として、心の病の治療に使われたりするように、心の成長のために大切な活動なのですが、小学生になる頃から、ともすれば、「上手に描かないと」とか「〇〇は、▲色で塗らないと」とか、色々な制約ができてしまい、素直に自分を表現させるには、どうしてもいろいろ仕掛けが必要になってきちゃうんで、大変。
こんなところにも、今の日本の学校教育の姿が、伸び伸び子どものいいところを育てられる状態からは程遠い現状が現れているような気がしたりも。

偏差値の上がり下がりの方は、やれ「ゆとり見直しの成果」とかって虫眼鏡か顕微鏡で覗かないとはっきり見えないようなささいな差異に大騒ぎする一方で、図工(美術)や音楽等の芸術科目はとかく軽く扱われがち。高校の美術教師辺りは、非常勤が当たり前みたいな状態が特に問題視されるでもなく続いていたりしますが、中高生なら文化的教養といった意味でも、小学生ならもっと基本的な人間的成長という面で、英語、数学等と重要な教科という意味では、何等違いはないはずなんですが。

週イチのわずか2時間程度の事でも、自分らといろいろ体験する事で、多少でも、そういった不足を補うような経験ができていればいいのですが。



■これまでに取り上げた「手造りオモチャの造り方」の一覧、こちらで公開してます。→ 手造りオモチャの造り方一覧


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※ツイッターアカウントは @dorasuky
author:Uncle K, category:子供の時間, 17:46
comments(2), trackbacks(0), pookmark
Comment
ゲージツは笑えましたねえ。どこから思いつくのか、けっこう本質ついてたりして、付き合っててほんと飽きないですわ。
Uncle K, 2014/06/26 3:18 PM
ゲージツ サイコー

(*^_^*)
tomoko, 2014/06/26 12:23 PM









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